2016年4月6日水曜日

クレー練習100発目

岡山県クレー射撃場でトラップ100発。

ここへ来るのは,教習以来。
プレーの仕方がまずよくわからない。

ネットで調べた知識をもとに見よう見まねで準備。
とりあえず窓口で「トラップ用の実包を100発ください」といって,
銃砲所持許可証をおばちゃんに渡す。

おばちゃんが実包庫から実包を出してきて,
火薬類譲受の欄に書き込んでもらうから少し待つ。

その間に,後ろの自動販売機でラウンド用のコインを買う。
きょうは4ラウンド(25発×4)するので,「4枚」というのを押す。

教習で使った第1射面は,おじさんたちのグリープが占領していて,
初心者が使える雰囲気ではなかったので,第2射面へ。

うまそうな上下二連のおじさんが,
ちょうど1ラウンド撃ち終わって休憩しているところだった。

射面に実包と銃とベスト,イヤマフなんかのすべての荷物を持って移動。
とりあえずテーブルに荷物を置いて,銃は銃架にかけとく。
自動式なら薬室解放,上下なら二つ折りにしとく。

まわりをキョロキョロと見渡すと,コインを入れる機械を発見。
1枚投入。
LEDの赤いランプが点灯したので,どうやら撃ってもいいらしい。


ベストのポケットに25発流し込み,いざ射台へ。
1発だけ実包を込め,静かに薬室を閉じる。

全自動プーラーなので,声を出して機械に合図をする。
緊張の一瞬・・・。

ハァー!

しーん
何もおこらなかった

ハァー!

しーん
何もおこらなかった


あれぇ?
なんでこれ始まらないんだろ・・・?

困っていると,見かねたのか,上下二連のおじさんが
1発目だけは,マイクの機械についてるボタンを押すんだよ,と教えてくれた。
言われたとおりに押すとマイクの機械にランプがついた。

「ありがとうございます!」

シュッ!

クレーが飛び出て行った。
マイクが音を拾って合図と認識したらしい。
おじさん苦笑。

どうやら射面では無言をつらかないといけないようだ。
勝手にクレーが射出され,すでに隣の射台のランプが灯っている。

どうしていいかわからず,うろたえていると,
「誤ってクレーを出したときは,もう一度ボタンを押せばいい」
と教えてくれた。

ここは黙礼ですませた。
もう一度押したが時間がたちすぎていたらしく,
無効だったので,隣の射台に移ることにした。

射台で1発撃ったら隣の射台へ移動。
自動式なので,空薬莢は右側のあちこちへ飛散した。

25発中2発くらいしかあたらなかった。
やっぱりあたらないとつまらない。
何に向かって撃ってるんだろう,ってなる。

ライフルとかピストルみたいな静的射撃とちがって,
クレー射撃は,当たったとき以外,
自分の弾が標的のどっちにはずれたのか分からないから,
修正のしようがない。

もやもやしたまま1ラウンドが終了。
空薬莢を集め,ゴミ箱に捨てた。

さっきのおじさんがテーブルに座りながら,
この第2射面は第1射面と違って,
国際ルールのセットだからクレーが速い,と教えてくれた。

教習以来はじめてきた初心者だと告げると,
すこし話をしてくれた。

きょうは銃砲の3年目の更新があって休みが取れたから,ついでに来たとか。
狩猟免許はとったけど,クレー専門で猟はやってないとか。

ここの速い国際セットで練習したら,あっちの遅いほうでよく当たるよ,
といってくれたのがすこし救いにおもえた。

きょうの支出,7500円。