2017年1月24日火曜日

カモ猟成果と網猟の可能性

1/4から現在までのカモ猟5回のうち、
捕獲できたカモの種類は以下のとおり

マガモ×2
カルガモ×1
コガモ×1
ヒドリガモ×1
ヨシガモ×1

コンスタントにいろんな種類の陸ガモがとれている。

カモの捕獲上限が、1日あたりカモ類の合計が5羽
となっていることから考えると少ないけど、
今のところボウズはないから、よしとしよう。

第一種銃猟でカモを狙っているわけだけど、
やはり気になるのは、猟場の近くに民家があるかどうか。

銃猟禁止区域に指定されていなくても、
「人家稠密の場所」にあたればAUTだし、
稠密じゃなくても池のド真ん前に人家があれば、撃つ勇気はない。


平成27年の狩猟事故にこんなのがある。

徳島県において、キジの有害鳥獣駆除中に、

42m離れた地点で釣りをしていた者が、

散弾銃の発砲音により耳が痛くなったと診断書を提出。

これも因果関係を認められれば、狩猟事故になるのである。
ことによると狩猟免許・銃砲所持許可取り消し事案である。

ハンターの立場からいえば、完全にとばっちりであるが、
広い世の中には現実にこういう人もいる
ということを知っておかなければならない。

なんてことを考えつつ狩猟をしていると、
僕なんかは、静穏を保持しつつ、
効率的に捕獲ができる猟はできないかと考えだすのである。

そういえば、狩猟免許の試験を受けるときに、
150人のうち3人しか受けていなかった網猟というのがあるではないか。

網猟なら発砲音もなくて静かだし、わな猟と違って鳥が獲れる。
しかしながら、網猟は従事人口が圧倒的に少ないのである。

インターネット全盛のこの時代に、検索しても情報はあまりない。
大日本猟友会が作っている『狩猟読本』に書いてあるのと同じ内容か、
「伝統猟法」として骨董品扱いで紹介されている記事がちらほらあるだけ。

網猟で使用できるのは、無双網、はり網、つき網、なげ網の4種類。
狩猟読本で図を見ると、力学的に無駄の多い構造をしていて、
時代遅れ感が半端ない。

もしも、法定猟具の範囲内でもっと改良された網を
つくれたら素晴らしいことだろう。

あまりにも携わっているひとが少ないので、
発展してこなかった網猟の分野にはまだまだ研究の余地がありそうだ。

<つづく>

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